労働保険

労働保険とは労働者災害補償保険(一般に「労災保険」といいます。) と雇用保険とを総称した言葉。お金をもらう(給付)のときには、「労災保険から」、「雇用保険から」とバラバラでもらうが、支払いの時には、労働保険として一緒に支払いになる。

労災保険

労災保険制度は、労働者の業務上の事由または通勤による労働者の傷病等に対して必要な保険給付を行い、あわせて被災労働者の社会復帰の促進等の事業を行う制度です。その費用は、原則として事業主の負担する保険料によってまかなわれています。

労災保険は、原則として 一人でも労働者を使用する事業は、業種の規模の如何を問わず、すべてに適用されます。なお、労災保険における労働者とは、「職業の種類を問わず、事業に使用される者で、賃金を支払われる者」をいい、 労働者であればアルバイトやパートタイマー等の雇用形態は関係ありません

労災年金給付等の算定の基礎となる給付基礎日額については、労災保険法第8条の3等の規定に基づき、毎月勤労統計の平均給与額の変動等に応じて、毎年自動的に変更されています。

厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/rousai/index.html

誰でも、仕事をすれば事業主負担で、仕事が出来なくなった時のお金をもらえるんやね。労災の「災」は災難・災害。災の味は、「自然に起こるわるい事」。自分で労災をもらうために怪我をするとか聞いたことがあるけど、それはやっぱり本来の使い方と違うね。全部事業主負担というのが熱い。

雇用保険

1.労働者が失業してその所得の源泉を喪失した場合、労働者について雇用の継続が困難となる事由が生じた場合及び労働者が自ら職業に関する教育訓練を受けた場合及び労働者が子を養育するための休業をした場合に、生活及び雇用の安定並びに就職の促進のために失業等給付及び育児休業給付を支給

2.失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発及び向上その他労働者の福祉の増進を図るためのニ事業を実施

厚生労働省
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_summary.html

雇用保険料は、対象となる「賃金」に対して、労働者負担分の雇用保険料率(0.3%~0.4%)を乗じて計算。 また、雇用保険料は、毎月の給与に対してだけではなく、賞与を支払った場合にも天引きする必要がある。

別の場所で、雇用保険についてはまとめてみる。

勘違いしないように社会保険をまとめる

企業と従業員が半額ずつ支払うとか、社会保険とかきいたこともあるし…とあると思うが、「社会保険」は、健康保険・厚生年金保険・介護保険・労災保険・雇用保険の5種類をいう。今回はその中の、労災保険と雇用保険の話をした。

健康保険厚生年金保険は、企業と従業員が半額ずつ支払う

健康保険は、協会けんぽのHP(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3150/)にて都道府県ごとに金額がでているが、8%~10%ぐらい。それの半額を従業員が支払うから、4%~5%程度の支払になる。

大体、給与の15%~16%が社会保険にとられているって。100万円なら15万程度。なかなかとられていると思うが、このお金がちゃんと困った人にいくなら仕方がないかなと思う。

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